和楽器バンド プレミアムシンフォニックナイト2
和楽器バンドのライブ観に
大阪城ホールに行ってきたよ。
プレミアム
シンフォニックナイト2!
和楽器とバンドを融合させた、その名も和楽器バンドに、さらにオーケストラとコラボする
「プレミアムシンフォニックナイト」というライブがあります。
第1回目は2018年に2月18日に、第2回目は2020年2月16日に行われました。
今回は和楽器バンドのアルバム「TOKYO SINGING」の初回限定映像版に収録されている、
第2回目のプレミアムシンフォニックナイトvol.2を紹介したいと思います。
和楽器バンド×オーケストラの演奏者
和楽器バンドは
和楽器メンバーの尺八の神永大輔さん、津軽三味線の蜷川べにさん、箏のいぶくろ聖志さん、和太鼓の黒流さんと
バンドメンバーのギターの町屋さん、ベースの亜沙さん、ドラム山葵さん
そして詩吟ヴォーカルでリーダーの鈴華ゆう子さん、合わせて8名で構成されています。
その8名+西山勝さん率いるフルオーケストラ(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、オーボエ、ファゴット、ホルン、ティンパニ、パーカッション、ピアノ)でのライブでした。
演奏者多いなー
マニピュレーターなど裏方の音楽スタッフだけでも
たくさんの人が関わっているね。
まさにプレミアム!
ライブの様子
この人数と楽器数で創りあげられる音楽は当然、圧倒的な迫力があるのですが
それと同時に全ての楽器の音が細かくわかるような繊細さも感じました。
この人数の音、しかも和楽器、バンド、オーケストラという
異なるジャンルの楽器を混ぜるためには大変な労力(音楽的、音響的)があったと推測されます。
和楽器バンドのライブは
マニピュレーターが1番大変説を主張します。
もちろん、ライブ中はそんな事を考える余裕もなく、圧倒的な音のシャワーを浴びせられて
なんか宇宙感が凄いという、結局意味の良くわからないスピリチュアルな感じになっていました。
宇宙が広がっていく…
スピリチュアル!!
演奏曲
有名な曲やバラードが多かったよ。
スペシャルなゲストも登場しましたね。
曲数は、和楽器バンドの代表曲ともいえる
「千本桜」や「細雪」、バラードの「オキノタユウ」「砂漠の子守歌」
そして「bring me to life」などの16曲。
エイミーリーさん登場
そう、曲名でもわかるとおり今回のシンフォニックナイトの前回と違う所は
さらにスペシャルゲストが加わります。
エヴァネッセンスのエイミーリーさんです。
そしてエヴァネッセンスの代表曲「bring me to life」と和楽器バンドの「千本桜」のコラボという
ここまでくるとちょっと詰め込みすぎじゃないのかと思うほど
プレミアムなライブとなっていました。
まさにプレミアム!
2回目!
エイミーさんというエヴァネッセンスでグラミー賞を2度受賞した世界的なシンガーとのコラボで
さらにパワーアップした「プレミアムシンフォニックナイトvol.2」
是非チェックしてみてください。
オキノタユウを弾いてみた
ピアノで
雰囲気を感じてみてね。
ブルーレイ版
DVD版
シンフォニックナイト2の聞き所について(少し専門的な音楽の解説)
全部聞き所だよ!
いや、まあそうなんだけど…
まず、個人的にヘッドホン奨励、いや必須です。これで各楽器の音が分かりやすくなります。
特に、このライブはとにかく楽器数が多い。アレンジを細かく聞くにはヘッドホンを使いましょう。
(1)鈴華さんのピアノを楽しむ。
オープニングは和楽器バンドの曲を鈴華さんのピアノとオーケストラによる
ピアノ協奏曲風にアレンジしたインストで始まります。
(2)原曲とのアレンジの違いを楽しむ。
原曲とのアレンジが違う曲が多いです。特に中盤は演奏者の人数を変更しながら
ピアノとアコースティックギターの二人から
そこに箏やチェロが加わったりと
原曲と全く違うアレンジをしています。
(3)細かい楽器のコンビネーションを楽しむ。
(2)をもっと細かく聞いていくと、和楽器バンドは普段から
エレキギターと津軽三味線でツインギターみたいなことをしていますが
今回は、さらに色々な楽器のコンビネーションがあることに気づくと思います。
例えば、尺八のソロの時にはバックのオケは管楽器がメインだったのが
ギターのソロに変わるとバックは管楽器から弦楽器メインに変わったりします。
ドラムと和太鼓とティンパニーの打楽器のコンビネーションも注目ですし
原曲の「オキノタユウ」を聞いた後にライブの同曲の弦楽器メロディーを聞くと
ストリングスアレンジの勉強にもなるのではないでしょうか。
マニアックに聞けば
たくさんの発見があるとおもうよ。
登場どうぶつ紹介
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集め、発信したい。
音楽が好きなトリ。
某有名作曲家と音楽学校で
クラスメイトだったらしい。